安土城〜もうちょっと真面目に〜

最初に安土城のページを作ったときと変わり、また新発見などがあったようですので、
あえてページ更新ではなく新設することにしました。
この理由は歴史に正解はないということを知ってほしいからです。
今現在、予想される真実。それが歴史です。
常に歴史は動き続けていること。
それを新旧のページを見比べていただくことで感じていただければなぁと思います。
(比べる要素がないですけど^^;)
とりあえず概要となる部分とアクセス方法は現在(2008.3.20)は変更ないのでそのまま前回の部分をご覧ください。


ちょっと見にくいですが、2004年だかその辺の安土城のマップです。
現在は百々橋(總見寺/左側に伸びる道)が途中で寸断され、大手門へ戻る道となっています。
そして、従来はこの大手門を通る道が大手道といわれていましたが……現在は大手道はこのようになっていた、と考えられています。


ここからみると、大手道が他のお城にない性格を持っていたことがわかります。
@ほぼ一直線だったこと。
A曲がり道の後は急に細くなっていること。
B二の郭、三の郭を通らず、本郭に入ることができること
これらのことから、この大手道、実は要人のみが通ることができた道であり、
一般の家臣や人々は七曲道、百々橋道をとおって城内にはいっていたのではないか、という予測が立ちます。
以下、現在の写真とお城を見て行きましょう。